卵からひよこの誕生
島田地鶏の放飼い農場
鶏と卵マメ知識
おいしい卵の店
農場歳時記
村おこし一黒シャモ
価格表
ご注文
案内図
特定商取引の表示
←お問い合せ…
とりっこ倶楽部 ホシノ
〒427-0007
静岡県島田市野田100
TEL.0547-36-2511
FAX.0547-36-2513


【一黒シャモの原点】
 今から50年ほど前、昭和37年、畜産の自由化に伴い外国鶏が一斉に輸入されました。
そんな中、私達国産鶏の有志は、「種子のない国は亡びる。日本の気候風土に育まれた鶏を大事にしよう」と国産鶏の開発に取り組むことと致しました。
 私の恩師である仙台の岩谷竜一郎先生から「外来種に負けないようにするには脚の黒い鶏を作って対抗するように」とご教授をいただき、早速当時、唯一の白色レグホーン種とロードアイランド種の黒(メラニン)色素の強いものを導入し、それぞれを正・逆交配して世に送り出したのです。それぞれ当時の水準からすれば、その多産性と強健性は素晴らしいものでありました。ただ、卵は60g以下と小ぶりでしたが、大きさの割に重みがあり驚いておりました。
 年数を経て以下のことが分かって来ました。@メラニン色素が強い鶏は飼料効率を低下させて、卵も小さくなるAしかし卵黄は大きく、白身に対する卵黄比率が高くなり、卵の美味しさ成分がつよくなるB白身の率が少なく、水分量が減り長持ちする卵となり、卵そのもの生命力がつよくなる。
 さらに後々、メラニン色素が強ければ強いほど、人の細胞の浸透圧に近くなり、卵・肉の美味しさを感じ取り、人と循環する安心・安全なものになることが分かってきました。
 こうした採卵鶏改良30年間で培った経験やノウハウを活用して、メラニン色素が強い高品質な地鶏作りを目指す中で誕生したのが「一黒シャモ」なのです。これからも、より美味しい「一黒シャモ」を目指して更なるチャレンジに励んでまいります。

【一黒シャモづくりに思うこと】
 黒シャモの純系づくりにおいては、近親交配を避け、表型選抜を致しておりますが、極端に受精率が悪く、雛採種に苦労しております。然し、一黒シャモづくりの交配では、受精率は95%以上、丈夫なコマーシャルチックが間断なく採種され喜んでおります。この雑種強勢がもたらす突出した生命力が夫々の品種系統にはない、一黒シャモならではの新しい肉質と美味しさの秘密ではないかと考えております。

【一黒シャモ飼育について】
 肉用地鶏づくり開始の当初から今日まで共に飼育方法、販売店開拓等一命をかけて共に歩んでくださった方には感謝の気持ちで一杯です。
 今では一黒シャモの輪が各地に拡がり様々な方法で飼育・処理・販売にお取り組みいただき、地域創生といいますか、生産販売のネットワークが生れつつあることは嬉しい限りです。未だかって「一黒シャモは美味しくない」という事は耳にしたことはありません。幸いなことです。これも偏に飼育にお取組み頂く皆様のご努力のおかげと心より御礼申し上げます。
(飼育に際してのお願い)
*飼育初心者の方にはマニュアル2部を用意致しておりますので、是非ご活用ください。
*鶏は生き物です。水と飼料を与えておけばそれで事足りるという事ではありません。
*鶏が飼料を食べる時間ひとつとっても、午前中より午後3時以降のほうが良く摂取する といったリズム(習性)があります。
*鶏舎の換気、保温、明るさ等それぞれ日々異なりますので、常に観察などお願いしたいと思います。
*飼育される方のきめ細かな観察(鶏の習性や飼育環境についての)が、肉質と味を大きく左右するように思えてなりません。