栄養満点のパワーフード!「烏骨鶏の卵」
烏骨鶏の卵って何が違うの?
烏骨鶏の卵を見たことがありますか?
見た目は、スーパーで売られているSサイズの卵より少し小さめで、殻の色はうすいオレンジ色。
とっても小さくて可愛いこの烏骨鶏の卵ですが、実は栄養価がとても高いんです。
烏骨鶏の卵が、何故栄養価が高いのか。
まず烏骨鶏は、普通の鶏と比べて卵を産む回数がとても少ないです。
現在、とりっこ倶楽部ホシノでは約100羽の烏骨鶏を飼育しており、1日平均20個程度です。
そのため、一個の卵に栄養が凝縮されているとも言われています。
中国では数千年以上前から漢方薬の原料として重宝されており、日本では江戸時代ごろから「幻の薬用鶏」と呼ばれるほど貴重なものとして扱われてきた烏骨鶏。
その卵は、はるか昔から栄養価の高いパワーフードとして知られていたんですね。
卵の栄養価のヒミツ
ではこの烏骨鶏の卵、どんな栄養があるでしょうか?
その1.ビタミンA
ビタミンAとは、脂溶性ビタミンの1つで、多く含まれる食品は、豚レバー、鶏レバー、うなぎなどです。
主な働きは皮膚や粘膜を丈夫にしたり、免疫力を高める効果があります。
烏骨鶏の卵は、ビタミンAが243,000IUあります。
ビタミンAが多いとされるうなぎが25,000IUなので、およそ10倍も含有していることがわかります。
その2.ビタミンB2
ビタミンB2とは、発育のビタミンと呼ばれるほど、成長促進に欠かせないビタミンです。
多く含まれる食品は、牛レバー、納豆などです。
主な働きは、皮膚や粘膜、髪や爪などの細胞を再生させたり、糖質、たんぱく質、脂質の代謝を促す役割をします。
烏骨鶏の卵は、ビタミンB2が5.46㎎あり、牛レバーが3㎎なので、1.5倍以上です。
その3.鉄分
鉄分は、赤血球を作るのに必要な栄養素で、多く含む食品は、ほうれん草や切り干し大根などです。
主な働きは、赤血球を作っているヘモグロビンの成分になり、酸素と結びついて酸素を体の隅々まで運ぶ役割があります。
烏骨鶏の卵は鉄分がほうれん草(3.7mg)のおよそ10倍に当たる35.7mgも含有しています。
その他の栄養素
烏骨鶏の卵は、他にも亜鉛、カルシウム、ビタミンE、レシチン、DHAやEPAなどもバランスよく含まれています。
特にDHAやEPAは、体内で作られず、食物からしか摂取できない栄養素で、魚に多く含まれる栄養素と言われています。
日本人の魚離れが指摘されている昨今、卵で栄養を補えるのはとても助かりますよね。
こんな人にオススメ
手軽に豊富な栄養が取れる烏骨鶏の卵ですが、この卵の栄養素がもたらす効能を具体的に説明します!
★ダイエットや美容に効果的
ビタミンAやビタミンB2は、皮膚や粘膜を守り、つやつやの肌や髪などには欠かせない栄養素です。また、食べた物をエネルギーに変える代謝の作用があります。特にビタミンB2は脂質を分解し、排出する働きがあるので、ダイエット中の方には欠かせないです。
★病気の予防に
DHAとEPAは、血液サラサラ効果や、中性脂肪の低下に効果があり、動脈硬化予防や、成人病の予防も期待できるとのことで、近年注目されています。
心筋梗塞、高血圧、脳卒中など、気になる方には、この全てに予防効果があるDHAとEPAは積極的に摂るべき栄養の一つです。
青魚に含まれることで有名ですが、烏骨鶏の卵なら、魚より手軽に摂取できるのでとても便利です。
毎日食べたい烏骨鶏の卵
烏骨鶏の卵は、栄養満点のパワーフードということがわかっていただけたでしょうか?
しかも、卵は手軽に食べられることができ、調理方法もさまざまです。
毎日の食卓に取り入れやすい烏骨鶏の卵の栄養を、余すことなく摂取できる、最強の組み合わせレシピをご紹介します。
ぜひお試しください!
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