とりっこ倶楽部ホシノが元祖!『一黒シャモ』
20年を費やして誕生した、とりっこ倶楽部ホシノの地鶏
このシャモは、雄鶏には大型の黒シャモ、雌鶏にはメラニン(黒)色素の強い2鶏種を交雑したものを活用した鶏です。
メラニン(黒)色素に我が国で一番先に注目し、こだわり続けたことにちなんで“一黒®︎シャモ”と名付けました。(商標登録)
おいしさの秘訣
その1. シャモの繊維質と鶏肉の臭みが少ない。
その2. 他の鶏肉より水分が少なく栄養成分が高い。
その3. 食べる美味しさが七変化するほど味が深く、調味料がなくてもおいしくいただけます。
その4. モツ・モモ肉の美味しさはもちろん、ササミの甘さと、ムネ肉の美味しい味の変化は格別です。
一黒シャモの原点
今から50年ほど前、昭和37年、畜産の自由化に伴い外国鶏が一斉に輸入されました。 そんな中、私達国産鶏の有志は、「種子のない国は亡びる。日本の気候風土に育まれた鶏を大事にしよう」と国産鶏の開発に取り組むことになりました。
先代の恩師である仙台の岩谷竜一郎先生から「外来種に負けないようにするには脚の黒い鶏を作って対抗するように」とご教授をいただき、早速当時、唯一の白色レグホーン種とロードアイランド種の黒(メラニン)色素の強いものを導入し、それぞれを正・逆交配して世に送り出したのです。
それぞれ当時の水準からすれば、その多産性と強健性は素晴らしいものでありました。
年数を経て以下の仮説がたてられました。
- メラニン色素が強い鶏は飼料効率を低下させて、卵も小さくなる
- 卵黄は大きく、白身に対する卵黄比率が高くなり、卵の美味しさ成分が強くなる
- 白身の率が少なく、水分量が減り長持ちする卵となり、卵そのもの生命力が強くなる
さらに後々、メラニン色素が強ければ強いほど、人の細胞の浸透圧に近くなり、卵・肉の美味しさを感じ取り、人と循環する安心・安全なものになることが分かってきました。
こうした採卵鶏改良30年間で培った経験やノウハウを活用して、メラニン色素が強い高品質な地鶏作りを目指す中で誕生したのが「一黒シャモ」なのです。
これからも、より美味しい「一黒シャモ」を目指して更なるチャレンジに励んでまいります。
一黒シャモ飼育について
肉用地鶏づくり開始の当初から今日まで共に飼育方法、販売店開拓等一命をかけて共に歩んでくださった方には感謝の気持ちで一杯です。
今では一黒シャモの輪が各地に拡がり様々な方法で飼育・処理・販売にお取り組みいただき、地域創生といいますか、生産販売のネットワークが生れつつあることは嬉しい限りです。
これも偏に飼育にお取組み頂く皆様のご努力のおかげと心より御礼申し上げます。
飼育に際してのお願い
*飼育初心者の方にはマニュアルを用意致しておりますので、是非ご活用ください。
一黒シャモ 出荷基準
120日令生体重 | 雄鶏 3,5〜3,7kg | 雌鶏 2,1〜2,2kg |
正肉 | 雄鶏 1,2〜1,5kg | 雌鶏 0,9〜1,1kg |
※出荷は雄鶏:120〜150日令、雌鶏:120〜180日令
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